確認環境:
laravel 5.4
ロリポップ スタンダードプラン
php >= 5.6.4
mysql 5.6
前提
・ロリポップのスタンダードプラン以上に契約しておく
(エコノミー、ライトプランだと、SSHが使えない。)
・サブドメインが使えるように契約しておく。
・ローカルでlaravelが使えるようにしておく。
手順1:SSHを有効にする
ロリポップのサイトにアクセスして、
サーバーの管理・設定 ー> ssh を選択する。
SSH を有効にする。

手順2:サブドメインの設定
サーバーの管理・設定 ー> サブドメイン設定 を選択する。
laravelのプロジェクト名のサブドメインを作る。

追記:公開フォルダは blog/public を指定するのが良いです。
手順3:PHP 7.1設定
laravel 5.4 は、PHP >= 5.6.4
laravel 5.5 は、PHP >= 7.0.0
なので、
サーバーの管理・設定 ー> PHP設定 を選択する。
PHPの設定を7.1にする。

手順4:SSHでサーバーにアクセスする
<Macの場合>
ターミナルでサーバーにアクセスする。
ssh [アカウント名]@[サーバー名] -p[ポート番号]
例)
ssh sunnyday.jp-0gravity000@ssh415.lolipop.jp -p2222
この後、パスワードを聞かれるので入力する。
macのターミナルなら、パスワードのコピペができます。
ssh の接続に成功したら、こんな感じになります。

ssh を終了するときは、exit と入力します。
<Windowsの場合>
Tera Termでサーバーにアクセスします。
ホスト名:サーバー名
ポート:2222
サービス:SSH
を選択し、OKを押します。

次に、
「ブレインパスワードを使う」を選択し、
ユーザー名とパスフレーズを入力します。
パスフレーズはコピペできます。

手順5:ディレクトリを移動する
pwd で、今いる場所を確認。
/home/users/2/sunnyday.jp-0gravity000
ls で、ファイル、フォルダを確認すると、web があるはず。
cd webで、ディレクトリの移動。
/home/users/2/sunnyday.jp-0gravity000/web
に移動する。
ここにlaravelをインストールします。
手順6:composerのインストール
laravelを使うためには、composerのインストールが必要です。
このへんのページを参考にして、サーバーに、composerをインストールします。
注意する点は、ロリポップでは
/usr/local/php7.1/bin/php
を指定することです。
この場所にversion7.1のphpがありますが、パスの通し方がわかりませんでした。。
なので、パスを指定しています。
ローカルも同様にcomposerをインストールします。
手順7:laravelのインストール
composerのインストールが完了したら、
composer.phar
が作成されていることを確認します。
以下のコマンドで、サーバーにlaravelをインストールします。
ここで指定する、プロジェクト名は、上記の手順2で作ったサブドメイン名と合わせてください。
なお、手順2でサブドメインを作った時に、サブドメイン名のフォルダが作成されますが、
これは一旦、削除して、laravelをインストールしてください。
ローカルも同様にlaravelをインストールします。
手順8:FTPツールでファイル転送
インストールできたら、FTPツールを使って、ローカルにインストールでできたファイル
(「vendor」フォルダ以外)を丸ごと、サーバーにアップロードします。
FTPツールは、mac なら FileZilla、windows なら FFFTP がおすすめです。
ユーザー設定 ー> アカウント情報 を選択する。
■ サーバー情報 を確認する。
FTPツールの接続設定で、ここらへんの設定を使う。


FTPツールでファイルのアップロードが完了したら、
以下にアクセスして表示の確認する。
例)
補足:
手順2で公開フォルダを blog/public と指定した場合は、
例)http://blog.0gravity000.link
にアクセスしてください。
以下のような画面が表示されれば、インストールが上手くできてます。

ロリポップでは、HerokuやGDPのようにデプロイができないので、
こんな感じで、ローカルとサーバーを手動で同期させています。
あとは、ローカルで編集したファイルをFTPツールでサーバーへアップロード
を繰り返し行います。
手順9:データベースの作成
上記の手順で、MVCモデルの「V」と「C」にあたる部分は環境が整いましたので、
あとは、「M」にあたる部分の環境構築として、データベースの設定を行います。
ロリポップのサイトにアクセスして、
サーバーの管理・設定 ー> データベース を選択し、作成ボタンを押します。

以下の設定を行い、作成ボタンを押します。
作成するサーバー:任意に選択
データベース名:Laravelのプロジェクト名を連想させる名前がよいと思います。
接続パスワード:任意

手順10:.envファイルの設定
データベースを作成したら、プロジェクト名フォルダの直下にある「.env」ファイルの
以下の箇所を編集します。
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=[手順9で指定した、サーバー名]
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=[手順9で指定した、データベース名]
DB_USERNAME=[ロリポップのデータベースユーザー名]
DB_PASSWORD=[手順9で指定した、接続パスワード]
ローカルで編集、FTPツールでサーバーにアップロードします。
手順11:artisan migrateする。
手順4の通り、SSHでサーバーに接続して、laravelのプロジェクトフォルダに移動して、
以下のコマンドを実行します。
laravelは、データベースの設定を何もしなくても、上記コマンドを実行すると、
デフォルトで以下の3つテーブルが作成されます。
migrations
password_resets
users
なお、
Illuminate\Database\QueryException エラーが出た場合はこちらの記事の対処をしてください。
MySQL5.6だと、以下のエラーが出るようです。
laravel migrate エラー Illuminate\Database\QueryException
手順12:phpMyAdminを確認する。
サーバーの管理・設定 ー> データベース を選択し、
手順9で、作成した、データベースの右側にある、操作するボタンを押します。

phpMyAdminの画面がでますので、
手順9で設定した、
ユーザ名、パスワード、サーバー名を選択し、実行ボタンを押します。
手順11の3つのデータベースが作成されていれば、成功です。

あとは、laravelで自由に、データベースを操作していきます。
「laravel サーバー(ロリポップ)で環境構築方法」への12件の返信
[…] (参考) XSERVERでssh接続→git最新版インストール→php5.6でlaravel deployまで laravel サーバー(ロリポップ)で環境構築方法 […]
[…] (参考) XSERVERでssh接続→git最新版インストール→php5.6でlaravel deployまで laravel サーバー(ロリポップ)で環境構築方法 […]
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